Kraft Architects

可児の家

 岐阜県可児市にある夫婦と子供2人の為の一戸建て住宅の計画である。「朝起きて思わず背伸びをしたくなるような明るく気持ちのいい場所を作って欲しい」と要望があった。日本有数の猛暑の地域であるこの場所で、いかにして心地よい光空間を実現するかが計画の主眼となった。 ここでは開口部を南北面に絞りリビングダイニングそれぞれに吹き抜けを設けた構成とすることで、北からの朝日が夏の訪れを、南からの光が冬の訪れを知らせてくれる光環境となるように設計している。壁面を和紙で仕上げることで壁に落ちる光に影を含ませ、落ち着きのある柔らかな光の空間となるようにしている。吹き抜けに満ちた時々刻々と表情を変える光からは、時の移ろいや四季の尊さを感じることができるだろう。

所在地:岐阜県可児市  
延面積:117㎡   
主要用途:一戸建ての住宅  
構造/規模:木造/2階  
竣工:2019  
写真家 : Masao Nishikawa
構造設計:Hafnium architects