Kraft Architects

陸前高田 本丸公園避難場所整備計画

 本プロジェクトは岩手県陸前高田市の震災復興の最終盤に位置付けされた、市街地から一番近い高台として存在している本丸公園の再整備の計画である。
 中心市街地津波避難マップと整合した避難動線を確保しつつも、「防災文化・賑わいづくり・市民協働の起点としての本丸公園」をコンセプトに日常の中の風景として防災と賑わいを共生させる公園施設を目指している。本丸公園から海に向かって広がる風景はその存在自体が3.11の記憶を継承しており、そこを日常利用することで震災を風化させない確かな防災文化を生むものと期待している。防災倉庫や機能を備えたあづまやと公衆トイレはそれ自体が公園の緑や賑わいの起点となりつつも背景としてそっと風景に寄り添うような「景影・けいえい」となるよう計画している。

所在地:岩手県陸前高田市  
敷地面積:12,700㎡  
主要用途:公園(防災機能・展示機能)+あづまや+公衆トイレ 
構造/規模:W造/1階 
竣工:2021年9月予定
ランドスケープ:株式会社 STEP